施工計画

電気工事  ~輝きと光で建物と人々を支え、守る仕事~ 施工編

電気工事(施工編)電気工事は施工、工事工程の中では建築、設備、電気はそれぞれの工程が密接にかかわります。常に建築工事の節目に電気、設備、は入っていただき、作業工程を完了していただかなければなりません、そのため、電気工事の工程、施工を知ることなく、工程を進むことはございません、
今回はそんな電気工事の施工について書いてまいります。

読むべきユーザー
・電気工事の施工、工程を知りたい
・電気工事の内容について知りたい
・電気工事の可能性について知りたい

この記事を読むと
・電気工事の基礎、基本がわかる
・電気工事の施工、工程についてわかる
・電気工事の可能性について知りたい

目次

1、電気工事 工事工程 タイミング
2、電気工事 施工前、施工図確認
3、電気工事 各工程打合せ
4、電気工事 施工後確認
5、電気工事 まとめ
                  

1、電気工事 工事工程タイミング

基本工程は上記の図のようになります。
※建物の規模、内容によって大きくことなります、最小ベースとしてとらえてください。

2、電気工事施工図、計画確認

1、電気計画確認 【高圧、低圧引き込み】
2、電気施工図の確認
 ・設備器具と照明器具が干渉していないか
 ・分電盤の取付位置 
 ・配線ルートに問題がないか検討、確認
 ・回路構成
 ・コンセントのたかさ、位置、配置
 ・平面詳細図との整合性、【扉にあたる】
 ・各種器具の位置への計画
 ・照明の位置による照明の光かた
 ・適せん照明器具の選定がされているか

等々、計画完了後、作成された電気施工図と意匠平面詳細図との整合性
を確認しましょう!そして、なにを大切に計画されているかを感じましょう。

3、電気工事 各工程打合せ ベース

・基礎スリーブ 施工図をもとに構造に問題ないところへのスリーブ位置の確 認、引き込み位置から建屋内までの経路

・外構配管 外構配管がある場合、設備同じステージで作業する業者との仕事の前後関係を確認

・電気壁スリーブ 打ち込みものはてきせん位置にボックス位置を確認、内装との絡みを相談

・電気梁スリーブ 構造を確認しててきせん位置へのスリーブ指示、スリーブ経路確認

・電気床スリーブ 作業階、床、天井への配線になるため、照明器具等の位置関係を確認

・コンクリート打設 躯体内に埋設したスリーブが打設によって損傷ないよう準備、補強

・先行配線   内装墨出しになぞって各種電気配線を必要とするところに配線をしておく

・下地配線   軽量工事、各種下地工事完了あと、所定の高さ位置に電気のボックスを取り付ける ため位置の確認

・ボード開口  所定の位置のボードをあけて開口する

・外部器具、引き込み設置 外壁工事完了後、足場解体前に照明器具の取付と引き込み管を設置する

・器具設置、盤つけ 仕上げ完了と各種電気器具を取り付ける、所定の位置かを打ち合わ

4、電気工事 施工後確認

1、躯体工事編
  ・所定の位置にスリーブがはいっているか
  ・CD管の集中施工により構造欠損がないか
  ・必要な量のボックスがついているか

2、内装編 
 ・所定の位置に配線、施工がされているか
 ・各所てきせん配線がつかわれているか
 ・各所貫通部がてきせん方法にてしょりされているか
 
その他、もろもろありますが、基本は施工図を基に確認すること

5、電気工事 まとめ

以上が電気工事 施工編となります、現場の規模内容によってもっと項目は多いですが、
必要最低限以下となっていますが、全体のながれだけでも感じていただければと思います。
建物ですので建築基準法、消防法などおおくの条件に電気も該当する項目です、電気施工図
をよく確認して、計画的に施工スケジュールを打ちあわせして工程を組んでいきましょう。
電気工事は工事がはじまった瞬間から勝負がはじまっております。
ここまで読んでいただきありがとうございました。