はい、施工管理見習いのしゅんです。
今日は鉄骨造の墨出しスケジュールについて書いてまいりたいと思います。
自分は基本、鉄筋コンクリート造が担当ですが、年に2〜3棟ほど鉄骨造を任されることがあるのでその経験に基づき墨出し工程書きます。
目次
・鉄骨造における墨出しスケジュール
※工程・施工計画に伴い違うこともある
※ゼネコンによっては監督でやることも有り
・各場面墨出し管理
・鉄骨造における墨出しスケジュール
※工程・施工計画に伴い違うこともある
※ゼネコンによっては監督でやることも有り
⬜︎1. 建物やりかた▶︎建物位置、杭芯、山留、レベル
↓ 捨てコンクリート打設後
⬜︎2.基礎墨出し▶︎基礎.ベースパック、アンカー芯
↓ 基礎コンクリート打設前日
⬜︎3.ベースパック調整▶︎ベースパック屋、墨出し
↓基礎コンクリート打設完了
⬜︎4.ベースパック偏心確認・墨出し
↓1階スラブコンクリート打設完了
⬜︎5.1階スラブ墨出しまんじゅう高さ▶︎親墨、立ち上がり
↓各節本締め初日 ※鉄骨業者確認
⬜︎6鉄骨たていれ調整確認・記録▶︎トランシット確認
↓各階スラブコンクリート打設
⬜︎7.墨出し▶︎親墨出し・各階レベル墨出し、機械基
礎.ALC逃げ墨
↓ALC施工完了、金物打設完了
⬜︎8.内装墨出し ※工程により前後
・各場面墨出し管理
⬜︎1.建物やりかた 全ての墨出し共通
⬜︎建物位置
⬜︎杭芯出し
⬜︎山留め位置墨出し
⬜︎逃げ墨出し
⬜︎レベル墨出し ※GL
★⬜︎監理者立会確認
★⬜︎監理者報告書類作成※図面との誤差
⬜︎2.基礎墨出し▶︎基礎.ベースパック、アンカー芯
⬜︎基礎墨出し
⬜︎フーチング
⬜︎地中梁
⬜︎ベースパック芯
⬜︎アンカー芯
⬜︎レベル墨
⬜︎3.ベースパック調整
⬜︎ベースパック、施工時よりのズレ調整
※控え溶接有
⬜︎ベースパック調整完了後、再確認
⬜︎4.ベースパック偏心確認・墨出し
⬜︎ベースパック 芯墨出し
⬜︎ベースパック偏心資料作成
※どのくらい芯からずれたか
⬜︎※躯体墨出し 外部土間止め、箱抜き部分
⬜︎5.1階スラブ墨出し▶︎親墨、立ち上がり
▶︎外構配管等等いろんな基準墨として。
▶︎足場地組みの基準
⬜︎6鉄骨たていれ調整確認・記録▶︎トランシット確認
⬜︎たていれ調整記録作成
⬜︎★スラブ打設前に親墨上階に上げかた墨出し業者確認
⬜︎7.墨出し▶︎親墨出し・各階レベル墨出し、機械基
礎.ALC逃げ墨
⬜︎各階親墨確認
⬜︎ALCとの仕上がり距離確認
⬜︎鉄骨の柱位置を確認※いろんな方向から確認
⬜︎機械基礎 ( 箇所)
⬜︎ALC関連 立ち上がり、逃げ墨
⬜︎8.内装墨出し
以上が墨出しスケジュールとなります。実際、ゼネコンによっては監督がやったりするこもあります、自分もトランシットをふりますが、監督がやるやらないに関係なく、工程として大切な墨出しの工程ですので、しっかり施工タイミングおさえていきます。
よし、明日も頑張るぞ。