記事の目的
・金属製建具の基本計画
・金属製建具施工の手順
・金属製建具施工管理学ぶ
わかること
金属製建具の施工計画・管理
金属製建具工事で大切な事:
金属製建具はいろいろ種類がありこれら全てはその現場の為に加工された 材料です。アルミサッシであれば窓ガラスがつき、スチール扉であれば玄関、防火となり、我々の生活を守り、外観的にも建物の見栄えを決める大切な建具工事です。 これらは設計者の納まりをおさえた上で製作図を作成して、この金属製建具お納める開口を建築する事ではじめて取付ることができます。職人さんの技術もとても精度を要する工事です。 計画・段取り・製作図確認とばっちりおさえていきましょう
施工確認タイミング
基本 躯体上棟【6フロアほど打設完了】
⇒開口部型枠解体⇒墨出し ⇒サッシ取付
※現場工期・計画によタイミングが違います。
金属製建具 計画・施工管理 プラン
1、設計図【金属製建具図・プラン】
金属製納まり図を確認する
2、構造図開口と建具開口関係確認
3、設計指定メーカーと寸法、既製寸法関係ヒアリング
4、躯体開口納まり関係 決める
5、躯体図作成 ※製作図までの流れ確認
6、金属製建具制作図あがってくる
7、金属製建具図面確認
→意匠図面 内容・性能・仕様確認
→躯体図との整合性確認
→納まり確認
※設計者に送って図面確認
8、施工・設計 チェックバック確認・修正依頼
9、金属製建具承認 ※必要に応じて躯体図修正
10、各階コンクリート打設後 躯体開口 H・W 確認【躯体工事】
11、サッシ取り付け墨出し
※出入り 逃げ墨 取り付け高さ レベル墨
★取り付け位置 建具記号 W×H
12、サッシ搬入・取付 施工
※業者と各階 レベル墨確認
13、サッシ完了後 レベルより・確認
現場段取り編
1、サッシ取り付け開口確認・修正
2、サッシ取り付け墨出し
3、溶接鉄筋棒
※サッシアンカーない場合
・打ち込みアンカー 長さ40 径10mm 数箱 100発入り
現場当日 打ち合わせ
1、各階 より・レベル墨確認
※取り付け場所にチョーク等で記載しておくとわかりやすい
2、掃き出し、床レベル確認
施工確認
・サッシ取り付け位置【より、高さ、出入り】
まとめ
サッシ工事は躯体業者でつくりあげた建物にサッシ業者さんが窓となる建具を取り付ける工事です、業者間を超えた工事をつなげる大規模な工事イベントであるためしっかり 躯体工事であがってきた躯体を確認すること、また、事前に承認図を確認して、段取り計画しするようにしましょう。
金属製建具チェックシート
※自己責任でご使用お願いいたします。