わかること
耐火被覆工事の施工管理についてわかる
大切なこと
耐火被覆とは鉄骨造の構造体のである柱梁骨組みを火災等の熱から高い耐火性と断熱の材料で被覆する工事です。一定以上の厚みつけることで、耐火構造となります。
施工計画
・施工箇所・厚み・範囲、納まりを事前に検討しましょう。
※基本構造体である、柱梁ですが、間柱等の鉄骨もあります。
・現場にて機械設置・材料をはんにゅして吹付るため、事前に機械設置
場所・材料の置き場を位置を決めておくこと
※ロックウールとセメントが大量に入ってきます。そして、水も終日必要
※ミキサー、コンプレッサ、解綿機、ブロワ、動力発電機
・基本梁等に吹き付けるため、道板、脚立、吹きづらいところは足場仮設
施工工程
外壁ALC完了→金属建具→ガラス取付→耐火被覆
※ガラスと金建建具は絶対ではないが飛散防止には重要
作業工程
・材料機材搬入・設置
・開口部等を養生
・材料混合開始
・吹付開始
・こておさえ
・確認ピン取り付け【所定の厚み確認ピン】
・清掃片付け※耐火被覆は施工店にて産廃
現場段取り
・水、機材、材料置き場の確保
・仮設資材の段取り・設置
現場打ち合い
・施工箇所・厚み・納まり確認 【当日】
施工確認
・厚み・施工箇所確認
まとめ
耐火被覆は建物の構造体を守るうえでとても大切な工事です。
基本耐火被覆施工中はそのフロアに業者で作業することは難です
ですので、段取りのよい工程管理をしましょう。