施工計画

発泡ウレタン工事【断熱工事】 住まいの環境を整える

わかること 断熱工事【吹付けウレタン工事】の施工計画についてわかる

大切なこと
断熱工事は建物内部を外気の温度環境から守り、建物の居住者に住み良い環境を与えるための大切な工事です。吹付け工事ということもあり職人さんの技量が大変問われる工事です。
施工環境がとても大切な工事ですので前後の工程等意識しながら計画しましょう。

施工計画
・施工箇所・施工範囲・厚み【天井・壁・床】
・施工方法・段取り・機械設置位置【道路での車両設置ができない場合】
・区画壁等の事前養生範囲 ※自分はだいたい忘れて後からけずる説
・仕事の順番【躯体貫通スリーブの実管施工完了・天井インサート養生・各所養生】
・許容の厚み確認【LGS下地への干渉等】
・吹きすぎ注意ポイントのピックアップ【打ち放しコンクリート部分等】

施工タイミング
・躯体上棟→外部金属建具施工完了→ガラス施工完了→スリーブ実管施工完了→断熱工事
→軽量工事

現場段取り
各所吹きつけられたくないところ養生
現場内整理→吹付面から1.5mは何もないように
業者の乗り込み注意→施工日は室内に入れない【養生・吹付け中】

現場打ち合い
施工範囲確認・施工箇所確認・厚み確認
仮設設備の有無の確認
施工方法の確認
おさまり確認・吹付け注意確認

施工確認
施工範囲確認・施工箇所確認・厚み確認
施工写真【厚み各階最低2箇所】

まとめ

ウレタン吹付け工事は、一撃勝負です、他の工程のようにやり忘れたからまた来てということはありませんので、事前に施工範囲については要確認が必要です。また、監理者との施工範囲の不一致が
ないよう施工前に再度確認するようにしましょう。