施工計画

木製 建具工事 すべては木

記事の目的
・木製建具工事の理解、管理
・木製建具工事の施工について学ぶ
・木製建具を知る

わかること
木製建具 施工方法、管理がわかる

木製建具工事で大切な事:
そもそも木製建具とは木製で出来た仕切りです。 具体的にいうとドア、折れ戸、障子、サッシです。 しかし、木製建具業者では幅広く、家具や棚や造作収納等を 製作しているところもあります。 ※扉枠や窓枠やブラインドボックスもありますこちらは内装工事の早い 段階で必要となる材料です。 そして、すべては基本製作品ですので 納期、製作期間を逆算してしっかり発注、製作して現場に納品するよう 致しましょう。

施工確認タイミング 基本
内装工事タイミング
躯体上棟⇒※サッシ取付⇒※窓枠取付⇒断熱工事⇒下地工事⇒※ドア枠取付⇒ボード工事⇒壁天中仕上げ工事⇒※家具、造作取付

木製建具工事計画編
1、木製建具にて施工領域の確認   
⇒木サッシ、窓枠、家具、造作等
2、木製建具図作成   
 ⇒寸法確認   
 ⇒納まり確認   
 ⇒仕上げ仕様確認
3、内装との納まり、下地施工方法、整合性正確認
4、設計者に仕様の確認・承認
5、納期、搬入日 指示して発注
※ 仕上げのため1日も早く行動して、設計者への 承認を確認するようにしましょう。

現場段取り編
1、取付墨出し
2、必要下地施工 【下地は建築で段取りすることが多い】
3、取付工程確認

現場当日 打ち合わせ 
1、施工位置確認
2、墨位置指示

施工確認
・施工完了確認
・開き具合の調整等確認
・仕上げ状況確認  
※複数仕上の違うものがある場合

まとめ
木製建具はなにより仕上げ材であったり、仕上げの下地になることが 多くまた仕切り部分であり木製のためキズが付きやすいのでしっかり施工後は 養生をして、竣工ぎりぎりまでいい状態で残せるよう心がけましょう。 また、木製建具は製作品ですので、早めの発注を意識して行動するようにいたしましょう。