はい、施工管理見習いのしゅんです。
今日は先日、後輩より相談があり工事写真の漏れがたまにあり、最終的には間に合うのですが、ばたばたしてしまいなにかよい方法がないかと相談されたため、自分なりの工事写真の取り漏れ対策について書いて行きたいと思います。
自分も新人時代は数多く取り漏れがたくさんありました、ばたばたの日々に。
ポイント
工事写真の取り漏れをなくす
目次
工事写真基本ステップの確認
工事写真計画書の作成
工事写真工程タイミング一覧表の作成
工事写真の現場での撮り方
自分の新人時代の思い
◯工事写真の基本ステップ
1▢工事写真台帳を作成(土工事、鉄筋工事、コンクリート工事、その他)
※全ての工事に施工写真は必要なため、事前に作成すること
2,▢各種工別・工程別一覧を作成する
3,▢撮影準備 (一覧・黒板・平面図) 工種別▶構造図、仕様書、配筋リスト
4,▢現場撮影 (工種施工期間内)
5,▢撮影完了後 撮影写真確認(PCorデジカメ)
6,▢撮影データ提出 (会社・先輩・管理者・監理者)
7,※▢撮影者とは別の人確認 望ましい
8,▢写真台帳作成
◯工事写真計画書作成
▢工種洗い出し
▢工種工程別写真項目洗い出し (鉄筋=基礎配筋・1壁配筋▶梁リスト)
▢写真台帳ファイル作成(エクセル等)
◯工事写真工程タイミング一覧表の作成
▢一覧の最大のポイントは個々のチョックが書けて、一目で完了しているかがわかるよう
▢今回の工程でとる写真項目一覧作成
▶梁記号・部位 ▶施工工程 1,2,
▢今回の工程で撮る写真を項目としてすべて書き出す
◯工事写真の現場での撮り方
▢リスト参照にて工事写真撮影
▢平面図にて写真撮影箇所記す ※通り等の記載漏れの場合、場所不明になるため
自分思い出
自分も新人時代はとても取り漏れが多く現場を何度もいききしたり、朝とったり夜撮ったり(冬は日が沈むのが早い)とたくさん失敗してきました、新人時代はとても日々がバタバタで今もですが、本当に漏れや抜けが多くありました、その時、上司に落ち着いてよく考えやりなさいとか、要領よくやりなさいとか、たくさんアドバイスはいただいておりましたが、なかなかうまく出来ず、ばたばたする中でもどうすればミスが減るかと考えたときに、もっと工事写真はあくまで裁量やセンスではななく、機械的にやる仕組みにすれば減るだろうと思い図面もって現場にいくだけでわなく、事前に計画・チェックリストを作成して対応するようになり劇的にぬけもれが減りました。一覧を作成する手間があるということもありますが、結果ミスして何度もやり直したりするほうが圧倒的に手間です。
何もしないが初速としては最速ですが、今では自分も工事写真を撮る機会が減り、協力監督への指示を出すにしても共通の認識をはかり写真品質を安定させるためにもやることにしております。当たり前ことですが、、、、新人時代は上司にセンスがないとたくさん言われていましたが、センスがない自分でもできる環境を作る勉強になりました。
よし、明日も頑張るぞー。