はい、施工管理見習いのしゅんです。
今日は自分がいつも会社から担当物件になりそうなことを言われたらすぐやること、実施工程表の作成について書いていきたいと思います。自分は図面見て、実施工程表を書くと行動スイッチが入るタイプなので。
目次
1.実施工程表を書く理由(自分がやるかやらないかは別として)
2.実施工程 (抽象)
3.実施工程表の書き方 (具体的)
4.工程表からわかる全体感が大切(仮説)
5.新人時代工程表を書くのが嫌だった
◯実施工程表を書く理由
自分の頭の中を出す
工程を明確にする
自分の今からの計画・段取りのスケジュール感をつかむ
現場の工程のおおきな舵を決める
▶今の自分の行動・することを明確にして自分の行動を加速・開始させる
※自分のように日程・期日等が明確にならないと動きが鈍い人オススメ
◯実施工程表 書き方 (抽象) 2段階
1,マスター工程表作成・確認
1段階 マスター工程表 (契約工程) 工程の羅列
諸官庁手続き
⬇ ・工事着手
仮囲い・敷地測量・調整工事
⬇
山留め▶土工事▶基礎工事
⬇
躯体工事 1壁2床 (実働 日) 基準階 (実働 日サイクル)
⬇ ★中間検査 ( 月 旬)
⬇ 内装工事開始 ( 月)
⬇
★躯体上棟 ( 月旬)
⬇
足場解体 ( 月旬)
⬇ ▶外構工事
検査機関 ( 月)
⬇
お引渡し日 ( 月末)
2段階 ネットワーク工程表 (実施工程) 工程の節目日を仮決め
RC造
( / ) 着工日
( / ) 杭工事開始日
( / ) 捨てコン打設
( / ) 基礎コン打設
( / ) 1床2壁打設 (中間検査)
( / ) 上棟日
( / ) 内装工事開始日
( / ) 足場解体日
( / ) 完了検査
( / ) 引き渡し日
鉄骨造
( / ) 着工日
( / ) 杭工事開始日
( / ) 捨てコン打設
( / ) 建て方開始日
( / ) 上棟日 (中間検査)
( / ) ALC工事開始日
( / ) 内装工事開始日
( / ) 足場解体日
( / ) 完了検査
( / ) 引き渡し日
◯実施工程表の書き方 (具体的)
1,マスター工程参照にて、節目に日付をおさえて、実施工程(各工程・工程項目)を作成する
※ゴールが決まっているため、各工程を逆算すれば絶対かけるはず、精度は別として
※過去実施工程あると良い、基本は真似る、現場により多少アレンジ
例 捨てコン打設
⬇
墨出し
⬇
矢板金物
⬇
基礎配筋
2,各所を記載していく中で自分の頭の計画(想定)を記載していくく
※自分の頭の中を実施工程表に記載して業者展開するか別として
※仕事量・数量を確認しながら
※具体的に素直に書くこと、今の自分の技量・想定根拠
例 捨てコン打設 1日 10m3 ミキサー4台 ポンプ配管ブーム
⬇
墨出し 2日 2人 1000m2 基礎・レベル・杭芯
⬇
矢板金物 1日 3人 金物ショート
⬇
基礎配筋 8日 (6、6,6)人 2日目基礎エース墨出し
以上で実施工程表作成完了
▢完了後は各工程担当業者と打ち合わせにて工事計画・日程調整
作成ポイント
▢過去の実施工程を参考にする
▢不明瞭なら不明瞭でも書く (何が不明瞭なのかを深ぼるため)▶雑工事(躯体)
▢工程がずれるズレないはべつとして書き切る
▶最大のポイントは全体感をつかむこと
▢自分の頭の中を書き出し・展開すると気づいてもらえたり、気づいていないものが発見されることもある。
工程表からわかる全体感が大切(仮説でいいから)
▢全体感がわかることで、自分の今すべき行動が明確になる
▢自分の頭の中を工程表に記載する事で自分だけでなく、なく他者と仕事量が共有される
⬜︎工程表かいたら上司、先輩に確認してもらう
※露骨なものがなければ指摘もらえるから
壁配筋➡︎コンクリート打設✖️
5.新人時代工程表を書くのが嫌だった
新人時代はとても工程表を書く事が嫌で不安でした、最大の理由は
⬜︎工程表項目・仕事順序があっているのか
▶︎上司・先輩確認+業者に展開・相談確認
▶︎みロですので露骨でなければアドバイスくる
※自分はよく項目レベルで抜けてることある
⬜︎適正日数なのか
▶︎仕事量で決める m2、t.台数、人数
▶︎想定を担当業者と説明相談
⬜︎自分の決めた日付までに自分が見えていない段取りが完了しているか
▶︎業者と打ち合わせの際、現場段取り確認
、、、わからないことを素直に聞く
初めて工程を書いたとき、今でもやったことないことない工程を書くときちょっと緊張します、けれども建設工事もひとつひとつの工事工程(計画・施工・品質確認)を達成して建物を完成させることです。
決まった期日ゴールに対して何を達成すればできるのかを考えるという点においては人生の目標達成と同じです。
例えばの話、精度は別として不明瞭、問題、わからないことを解決すれば確実に高いクオリティにもっていけるはず、そして、環境にはプロの協力会社、先輩、上司、ネット、参考書があるので素直に向き合えばできます。
※新人監督
自分の後輩も言ってましたがわからないから工程表を書かないのではなく、わからないことに向き合い工程表を書き調整する過程、図面を確認にする、数量を確認する、工程根拠である工程を考える過程が最大の成長でりあり、信頼を気づくことができるチャンスだと自分は思っております。
※後輩に全くさらの状態で書かせるのはダメ、過去の工程表とざっくり説明と相談相手(業者)含めて決めて伝えること。
そして、昔言われた、しゅんさんの工程表細かくて見づらいと今は改善中
よし、今日も頑張るぞー。😋