施工計画

型枠デッキプレート施工 RC編

記事の目的
・型枠デッキプレートについての理解
・型枠デッキプレート施工、計画について
・型枠デッキプレートの特徴をしる

わかること
型枠デッキプレート【RC編】の施工方法、管理がわかる

型枠デッキプレート【RC編】大切な事:
型枠の使用量を軽減して、仮設工事の省力化を可能とする材料で軽量で扱いやすい。 デッキププレートの圧倒的な優位性は型枠の解体がないことです。型枠解体困難なスペースでもとても有効です。ただし、工場加工期間があるため計画的な早めな段取りが重要となります。

デッキプレート特徴
・工期短縮、、、型枠支保工の組立解体が不要なため工期短縮と空間の利用ができます
・経済的、、、上面がフラットでデッキ高さ梁下におさまるため、階高が低くとれる、従来デッキより
・床型枠鋼製デッキプレートです。
・配筋・設計が自由、、、床型枠材のため、構造、耐火上に制約がなく開口部位置が自由
・安心・簡単な施工、、、軽量、簡単施工、扱いやすい、安全
・環境に良い、、、仮設材の廃材を削減

施工確認タイミング
型枠壁建て込み→壁配筋→型枠内壁返し⇒型枠スラブ上げ【デッキプレート敷】→スラブ配筋

型枠デッキプレート工事計画編
1、施工箇所 必要箇所をよう検討  
→型枠解体がこんなところ、全体工期短縮のため
2、設計者等にデッキプレート使用の確認  
→施工計画として、関係業者にも相談【設備、電気】
3、型枠施工業者にデッキプレート施工範囲資料提出  
→デッキプレート加工資料作成してもらう
4、デッキプレート加工資料確認  
 →発注から材料加工納品期間約3週間   
→納品日も指示する
5、型枠施工業者 デッキプレート施工すり合わせ   
→デッキプレート施工可能、コンクリート天端の確認
※今回はRCの立ち上がりに施工するためデッキプレート のみをコンクリートにのせるためフカシを+40mm  を躯体図の壁に反映させる

現場段取り編
1、デッキプレート敷き込むコンクリート天端面は打設時平滑にする 2、デッキプレート仮置き場を確保する
3、型枠業者と綿密な打ち合わせをする

現場当日 打ち合わせ(型枠業者)
1、施工箇所確認
2、デッキプレート材仮置き場指示

施工確認
・デッキプレート敷き込み高さ
・施工範囲確認

まとめ
デッキプレート材とても便利な捨て型枠材であるが事前計画がとても重要です。現場での加工も困難なため、事前に要検討して加工図面を確認するようにいたしましょう。